NFTを買ったんだけど、詐欺が多いらしい💦
NFTを守る詐欺対策を教えて!
今回はこんな問題を解決する記事です。
数々のステージをクリアして、ようやく手に入れたNFT。
愛着がわき、大切にしていきたいですよね。
じつはこのNFT、資産的価値もあるため、いつも詐欺師に狙われているんです。
大切なNFTが盗まれてしまうなんて悲しすぎる。
しかもNFTは盗まれてしまったらそれが最後。
自分の防御力を高めるしか方法がありません。
でも怖がらなくて大丈夫。
きちんと対策すれば、99.9%の詐欺は防げます。
この記事を最後まで読めば、あなたの大切なNFTをちゃんと守っていくことができますよ。
ひとつひとつ、一緒に設定して、詐欺を防いでいきましょう!
それではどうぞー!!
NFTの守り方・詐欺対策9つの方法
それではさっそく、大切なNFTの守り方をみていきますよ。
NFT詐欺対策、9つの方法はこちらです。
①DMは詐欺!開かない
②Twitterのメンションは無視!
③身に覚えのないNFTはさわらない
④シークレットリカバリーフレーズは誰にも教えない
⑤公式サイトからアクセスする
⑥Discordの乗っ取りに気をつける
⑦フリーWiFiでウォレットの接続はNG!
⑧寝起き、飲んだらさわらない
⑨複数ウォレットで管理する
それではひとつひとつ、くわしくみていきましょう。
それそれの具体的な詐欺の例と対策の仕方を解説していきますよ。
①DMは詐欺!開かない
詐欺対策、ひとつ目は「DMは詐欺!開かない」です。
このDM(ダイレクトメール)は、ディスコードで届いたり、ツイッターで届いたりします。
特に、NFT関係のディスコードに入ると、ものすごい数のDMが届きます。
これ全部詐欺なので、開かずに削除しましょう。
以下、ディスコードとツイッターのDMが届かないよう、あらかじめ設定しておきましょう。
ディスコードでDMが届かない設定をしておく
ディスコードアプリを開いて、自分のアイコンをタップ
「プライバシー・安全」をタップ
「サーバーにいるメンバーからのダイレクトメッセージを許可する」をオフにする
これでOKです!
ツイッターのフォロー外のDMが届かない設定をしておく
ツイッターも設定しておきましょう。
アプリを開いて自分のアイコンをタップ
「設定とサポート」の「設定とプライバシー」をタップ
「プライバシーと安全」をタップ
「ダイレクトメッセージ」をタップ
「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」をオフにする
これでOKです!
②Twitter(ツイッター)のメンションは無視!
ツイッターで「NFT」などで発信するようになると、怪しげな外国のアカウントからのメンションがたくさん届きます。
こんな感じですね。
これも詐欺です。
特に英語で「Metamask」などツイートに入れてしまうと、メンションの嵐。
「メタマスク」とカタカナでツイートするようにしましょう。
そしてこのメンションですが、ツイッター上で設定することでできるだけ通知が来ないようにできます。
こちらの設定もしておきましょうね。
ツイッターのメンション通知が来ないように設定をしておく
アプリを開いて自分のアイコンをタップ
「設定とサポート」の「設定とプライバシー」をタップ
「ミュートとブロック」をタップ
「ミュートしている通知」をタップ
「メールアドレスが未承認のアカウント」と「電話番号が未承認のアカウント」をミュート
これでOKです!
③身に覚えのないNFTはさわらない
自分のNFTを眺めようとOpensea(オープンシー)を開くと買った覚えのないNFTが。
こんな感じですね。
これも詐欺です。
勝手にNFTを送りつけてくるんですね。
自分のコレクションと並んでいていい気持ちがしませんが、これはさわらないのがベスト。
表示を隠すこともしないほうがいいと言われています。
さらに、この身に覚えのないNFTに、オープンシーで高額のオファーが届いたりします。
このいらないNFTがそんな高額で買ってもらえるなら売っちゃおうかな。
はい、これも詐欺です。
そんなおいしい話はありません。
オファーも無視。
身に覚えのないNFTは絶対にさわらないようにしましょう。
こういう怪しいNFTは、Opensea(オープンシー)側が気づいて、勝手に削除してくれます。
消してくれるまでちょっと時間はかかりますが、さわらず放置しておきましょう。
④シークレットリカバリーフレーズは誰にも教えない
メタマスクのウォレットを作る際に、メモしたシークレットリカバリーフレーズ。
これは自分のウォレットにアクセスする際に必要なカギです。
メタマスクのウォレット作成時にも何度も警告が出ますが、このシークレットリカバリーフレーズは誰にも教えないこと。
オフラインで管理しましょう。
「紙に書いて保存」が一番です。
スクショも、クラウドでインターネット上に保存されてしまうので危険。
そして、なんども言いますが、シークレットリカバリーフレーズは誰にも教えてはいけません。
たとえばあなたがなにかNFT関連などで困ったことがあるとします。
するとツイッターやディスコードで仲良くなった人が「よかったらDMで解決方法教えますよ」って連絡をくれる。
あなたは「助かった!」と思っていろいろ相談する。
「私の方でやってみるのでシークレットリカバリーフレーズを教えてくださいね」なんて詐欺もたくさんあります。
優しい人だと思ってもシークレットリカバリーフレーズは絶対に教えてはいけません。
他にも、P2E(プレイ・トゥ・アーン/あそんで稼ぐ)系のゲームをプレイするために、シークレットリカバリーフレーズを入力してくださいって要求されるものもあるそう。
シークレットリカバリーフレーズはあなただけのもの。
誰にも渡さない、を徹底しましょう。
⑤公式サイトからアクセスする
ミントサイトやオープンシーは公式サイトからアクセスしましょう。
とくに人気プロジェクトになるとミントサイトやオープンシーにかならず「ニセ公式サイト」が現れます。
Googleで検索したりするとかならずニセサイトに誘導、つないではいけないところにウォレットつないで全部盗まれます。
ニセサイトがお金払ってて、公式より上に出てきたりするよ。
オープンシーには「ニセコレクションページ」も現れます。
まちがってニセコレクションページから作品を買わないように。
パンケーキスワップなんかはフィッシングの警告も出てきますね。
それだけ詐欺が多いということ。
NFTプロジェクトのミントやオープンシーのサイトは、かならず公式ディスコードのURLからアクセスしましょう。
ただし、公式ディスコードの乗っ取り、という詐欺もあるんです。
次の対策もしっかりみておきましょうね。
⑥Discord(ディスコード)の乗っ取りに気をつける
ミントやオープンシーのサイトは、かならず「公式ディスコード」からと言っていますが、この「公式ディスコード」が乗っ取られるという詐欺もあるんです。
最近では、西野さんのプペルNFTを運営しているチムニータウンDAOのディスコードで、運営者のアカウントが乗っ取られ、たくさんの人が詐欺サイトに誘導、被害にあいました。
しかも、ディスコード内で「詐欺です!」とコメントした人は次々BANされるという徹底ぶりで、注意喚起はツイッター内で行われていました。
公式ディスコードだから大丈夫、という考え方は捨てましょう。
違和感を感じたらウォレットをつなぐ前にツイッターでチェックしてみる。
ちなみにミントサイトでウォレットをつないだ時に「Set Approval For All」(すべてのアクセスを許可する)が出たら詐欺です。
英語で出るのでスルーしがちですが、このフレーズが出たらウォレットをつなぐのはやめましょう。
ちなみにオープンシーで作品をトランスファーするときなどは出てきます。
⑦フリーWiFiでウォレットの接続はNG!
カフェやショッピングセンター、ホテルなどでとっても便利なフリーWiFi。
ただし、フリーWiFiはセキュリティの面では危険です。
誰でもアクセスできるということは悪い人もアクセスできるということ。
フリーWiFiを使う際の情報は丸見えです。
フリーWiFiを使ってのウォレットの接続はNG!
どうしても出先でミントする際は、VPNを利用するなど、きちんと対策しましょう。
VPNを利用すると、接続情報が暗号化されるためセキュリティアップできますよ。
VPNについてくわしく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
⑧寝起き、飲んだらさわらない
これもよくあるのですが、詐欺にひっかかるのは早朝が多いんです。
詐欺師もこの時間帯を狙ってます。
朝起きて、眠い目こすりながらスマホ見てると楽しそうなミントの情報が出ていてアクセス、盗まれるパターンです。
昼間であれば気づけたような違和感も、寝起きだったために気づかずスルーしてしまったという例もよくあります。
寝起きやお酒を飲んだあとなど、自分がベストコンディションでないときは、自分の資産であるNFTは絶対にさわらない。
あと、こどもたちがわいわい横にいるときなども要注意です。
注意がそれてしまうので、セキュリティのガードがゆるくなりがち。
ミントやNFT購入などの際は、できるだけこどもが寝ているときなど落ち着いてできる環境を整えて臨むといいですね。
⑨複数ウォレットで管理する
うっかり詐欺サイトにつないでしまった!ときでもお財布の中身が空っぽなら盗まれるものもなし!
そういうわけで、メタマスクのウォレットは2つ持ちが基本です。
接続用と保管用。
基本的には接続用でミントやNFTの購入をする。
接続用で手に入れたNFTを保管用にトランスファーする。
(ガス代がかかります)
保管用は、基本的に接続しないこと。
これだけで詐欺被害がぐんっと減らせます。
まちがえて詐欺サイトに接続してしまったとしても、接続用にNFTが入ってなければ盗まれることもありません。
もしまだ2つめのウォレットを作成していない人は、今すぐ作成しましょう!
5分もあればつくれます。
大切なNFTを守るため、きちんと対策しておきましょう。
詐欺にあってしまった時の対策
これだけ気をつけていても、詐欺に合ってしまうこともあります。
「しまった!」と思ったら、NinjaDAOの公式ディスコードの詐欺のかけこみ寺で相談してみましょう。
いつでもすぐに返事がもらえると評判です。
詐欺サイトにつないだかも、と思ったら、接続したウォレットに入っているNFTが盗まれる前にすぐに別のウォレットに移すことも大切です。
一度詐欺サイトに接続したウォレットは、もう使わないようにしましょう。
NFT詐欺対策まとめ
詐欺の手口もたくさんあって、びっくりした方もいると思います。
でもこういう詐欺の手口を知っておくことはとっても大切です。
いざというときに「あれ、ちょっと待てよ、これどっかで読んだことあるぞ」と違和感に気づくことができます。
NFTは楽しいですが、デジタルの資産価値があるため、どうしても狙われてしまいます。
自分の身は自分で守る!
今回の対策をきちんと実行して、NFTのある生活を楽しんでいきましょう!